ニュースリリース
2017.07.20
浜田駅で「駅ホームでの声かけ・見守り促進キャンペーン」
昨年来、東京や大阪などで視覚に障がいのある方が駅ホームから転落し、進入してきた電車に接触して死亡するという痛ましい事故が相次いだことから、今年5月24日から7月23日までの間、全国で「駅ホームでの声かけ・見守り促進キャンペーン」が展開されています。
当センターでは、このキャンペーン
の一環として、島根県視覚障害者福祉協会、ライトハウスライブラリー、JR西日本米子支社との四者共催で、視覚に障がいのある人への声かけや見守りの重要性を伝え、実際の行動(声かけ、誘導案内、見守り)を呼び掛けるチラシを松江駅と浜田駅の構内で配布することとしました。
浜田駅で実施した7月20日(木)
には、山陰網膜色素変性症協会、島根
ハーネスの会、日本盲導犬協会島根あさひ訓練センターの皆様にご協力をいただき、午前7時30分から8時過ぎまでの30分余り、200枚のチラシを配布しました。
列車の到着時刻の前後には、朝の通勤・通学の利用客の皆さんが次々に改札口付近を通過され、チラシはすぐになくなりました。
チラシがなくなると、あとは文字どおり声かけによる「声かけ・見守り」の呼びかけとなりました。
目の不自由な人にとって、駅のホームは、「欄干のない橋」と例えられています。橋に欄干がなければ、目の不自由な人は、ちょっとしたことで簡単に川に落ちてしまいます。地域の皆様には、目の不自由な人がそんな恐怖を感じながら駅を利用していることに思いをいたし、ぜひ駅ホームでの声かけ・見守りにご協力ください。