ニュースリリース

　１２月３日（日）、聴覚障がいの利用者の皆さんや手話サークル、要約筆記サークルの皆さんなどを対象とした「セミナー＆交流会」を開催しました。

　午前の部のセミナーでは、今年８月に封切られたドキュメンタリー映画「もうろうをいきる」を上映しました。普段、接する機会が少ない盲ろうの方々の日常生活や通訳・介助者とのかかわり方、出演された方々の生の声が丁寧に描かれており、盲ろうという障がい、盲ろう者が置かれている現実について理解を深めました。

　午後の部の交流会では、ニュースポーツの「シャッフルボード」と「ヒューストン」を行いました。

　シャッフルボードは、キューと呼ばれるスティックで円盤（ディスク）を押し進め、止まった位置で得点を競います。歓声や落胆の声が上がる中、４チームに分かれてリーグ戦を行った結果、第１チームが３戦全勝で優勝となりました。残りの３チームは、すべて１勝２敗で、総得点による順位となりました。

　ヒューストンは、吹き矢をスポーツとして楽しむように考案された競技です。個人戦で行い、１人が３本の矢を吹き、的の中心円の５点から最も外側の円の１点まで、当たった吹き矢の総得点で順位を競いました。その結果、９点を得た方が優勝となり、２位と３位は、共に８点で、決定戦による順位となりました。

　参加者からは、「どちらも初めてだったが、すぐできるようになり、楽しかった。」といった感想が聞かれました。

　次回も楽しんでいただける「セミナー＆交流会」を企画したいと思います。どうかお楽しみに!!