ニュースリリース
2018.03.07
「利用者とボランティアのつどい」を開催しました。
3月4日(日)、視覚障がいの利用者の皆さんや点字図書館のボランティアの皆さんなどを対象とした「利用者とボランティアのつどい」を開催しました。
15回目となる今年は、全視情協島根あさひ事業所の職員の皆さんを含め、総勢72名の方々にご参加いただきました。
午前の部は、「古代出雲の謎に触れる!」と題して、古代出雲歴史博物館の専門研究員 東森晋(ひがしもり すすむ)氏に、同博物館の展示の目玉であり国宝に指定されている荒神谷遺跡の銅剣・銅鐸・銅矛と加茂岩倉遺跡の銅鐸、さらに重要文化財に指定されている神原神社古墳の三角縁神獣鏡について、発掘の経緯や考古学上の意義などについてお話しいただきました。
講演後は、持参していただいた銅剣、銅鐸、銅鏡のレプリカと石見地方出土の土器に触らせていただきました。銅剣と銅鐸のレプリカは、鋳造当時の荒神谷遺跡の銅剣と加茂岩倉遺跡の銅鐸を可能な限り忠実に復元したもので、実際には触ることができない貴重な文化財の形状や文様、重さなどを感じ取ることができました。
質疑応答では、視覚障がいの利用者の方から「出雲地方で発見された遺跡や文化財は、古事記などに描かれた出雲神話と関係があるのか?」「銅鏡は、三種の神器と同じ時代のものなのか?」といった質問が相次ぎ、関心の高さがうかがえました。
午後の部は、参加者が6グループに分かれ、チーム対抗ゲーム大会を行いました。ゲームは、メ書き競争とヒューストンの2つで競い、両ゲームで1位となった第2グループの優勝となりました。優勝した第2グループは、30秒間のメ書きで一人平均11個、10点満点のヒューストンで一人平均8点という素晴らしい成績でした。
ゲームの合い間には、希望者を対象として健康チェックを行っていただきました。
▲メ書き競争
▲ヒューストン
▲健康チェック
ご参加いただきました利用者やボランティアの皆さん、ご講演いただきました古代出雲歴史博物館の東森様、健康チェックを行っていただきました浜田市健康福祉部地域医療対策課のお二人の保健師様、ありがとうございました。
次回の開催は、平成31年3月10日(日)の予定です。また次回もお誘い合わせてご参加ください。