ニュースリリース
2016.03.05
グラントワで「視覚障がい者対応研修」を行いました。
2月13日(土)と22日(月)に、グラントワ(島根県芸術文化センター)で「視覚障がい者対応研修」を行いました。
この研修は、視覚に障がいのある来客への接し方や案内の方法などを身に付けていただくため、西部視聴覚障害者情報センターの新たな地域貢献活動として実施したものです。
グラントワでは、本年4月から施行される障害者差別解消法への対応に向け、昨年度の「窓口での聞こえにくい・聞こえない人とのコミュニケーション講座」に次ぐ第二弾として、この研修を企画されました。
グラントワの職員、アテンダント、ボランティアスタッフの皆さんのほか、山口県立劇場・ルネッサながと、雲南市のチェリヴァホールとラメール、浜田市の石央文化ホール、江津市総合市民センター(ミルキーウェイホール)の職員の皆さんも参加され、両日合わせて45人の方が研修を受けられました。
今回の研修では、視覚障がいについて理解を深める講義と手引き歩行の実技を行いました。参加された方からは、「実際にアイマスクをつけて歩いたり階段を上がったりして、視覚障がい者の方の気持ちが少しわかったし、どのようにサポートすればよいかが勉強できる大変貴重な機会となった」といった意見が寄せられました。
この研修は、来年度以降も当センターの地域貢献活動として継続実施することとしています。視覚障がいの来客がある職場の皆さんを対象に、各職場の実情に応じて、視覚障がいの理解、代読・代筆、手引き歩行訓練、点字、視覚障がい者用機器などの講義や実技を行います。関心のある方、研修の実施を希望される職場の方は、センターにご連絡ください。