ニュースリリース
2016.08.30
浜田年金事務所で「コミュニケーション講座」開催
8月19日(金)と30日(火)、日本年金機構浜田年金事務所で「窓口での聞こえにくい・聞こえない人とのコミュニケーション講座」を開催しました。
浜田年金事務所は、平成26年5月にこの「コミュニケーション講座」を最初に実施した職場です。2度目の開催となる今回は、浜田市聴覚障害者協会のご協力をいただき、両日で合わせて15名の職員の皆さんを対象に、聴覚障がいや高齢で聞こえにくくなった方の聞こえに関する基礎知識の講義、手話・筆談の実技などを行いました。
浜田年金事務所は、全国の年金事務所に先駆けて封筒への点字印字を始められるとともに、「障害年金説明会」、「手話による年金相談」、「あいサポート運動」を実施されるなど、障がい者対応に熱心に取り組んでこられました。
今回、職員研修の一環としてこの講座の実施を担当した同事務所総務課の吉野茜(よしの あかね)さんは、今回の受講の理由について「浜田年金事務所は、これまでの経緯を踏まえ、障がいの理解や障がい者対応を重点として取り組んでいる。前回の講座の受講から2年が経ち、職員の異動などで受講経験者が少なくなり、また、かつては全職員ができるようになっていた手話による挨拶も、次第にできない職員が増えてきた。そうしたことから、改めてこの講座を受講することにした」と話しておられました。
この「コミュニケーション講座」の実施を希望される機関や団体は、センターにご連絡ください。