ニュースリリース

2015.11.19

「障がい者の権利を考えるつどい」を開催しました。

11月15日(日)、いわみーる(浜田市野原町)で「障がい者の権利を考えるつどい」を開催しました。島根県社会福祉事業団の地域貢献活動として、県、浜田市と共に開催したものです。

事前の申し込みで満席となった会場で、お二人の方に講演を行っていただきました。

▲開会

▲来場者の皆さん

最初の講演は、聴覚に障がいのある女優・貴田みどりさんに「映画『ゆずり葉』にこめられた思い」と題してお話しいただきました。

貴田氏講演

貴田さんは、聴覚に障がいがあるというだけで多くのオーディションを断られる厳しい現実のなかで、自分が女優として頑張ることで、聴覚障がいの子どもたちに夢を与えるモデルになりたいと、若い葉が育つと古い葉が落ちる「ゆずり葉」にたとえてお話しされました。

次の講演は、日本障害者協議会の代表で視覚に障がいのある藤井克徳さんに、「障がい者差別とは何か~知らないではすまされない~」と題してお話しいただきました。

藤井さんは、障害者権利条約に、国連での策定作業の段階から日本の批准に至るまで、深くかかわってこられました。講演では、「障がいの社会モデル」といった条約の基本的な考え方について、自らの場合を例に分かりやすく説明された上で、障害者差別解消法でも謳われている「合理的配慮」、その提供が免除される「過重な負担」の解釈などについてお話しされました。

今回の「つどい」を契機として、障がい者差別解消に向けた取組や新たな法制に対する地域住民の皆様の理解と関心が少しでも高まればと願っています。

センターとしましても、視覚と聴覚に障がいのある皆様の自立生活と社会参加を支援するため、その社会的障壁の除去に一層取り組んでまいります。